資格取得への道

薬剤師の資格を取得するには6年制の大学を卒業しよう

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薬学部卒業資格は必須

薬学部卒業資格は必須

薬剤師の資格を取得

薬剤師になるためには、国家資格が必須です。この資格を取得しない限りは薬剤師として国に認められることがなく、働くことも出来ません。まずは薬剤師の資格を取得する方法を知りましょう。
どの資格もそうですが、資格を取るためには試験を受けて合格することが必須です。例外なく薬剤師の資格を取得するためには試験を受けて合格しなければなりませんが、薬剤師にはこの試験を受けるためにも資格が必要です。薬剤師の受験資格は、薬剤師法と学校教育法によって6年制の薬学部の大学を卒業する必要があると定められています。
6年制の薬学部を卒業して初めて受験資格が与えられ、そこから積み重ねた勉強で薬剤師の資格試験に合格することで薬剤師の資格が与えられます。そこからはさらに就職がありますが、資格を持っていれば薬剤師の就職活動に関しては特に苦労することもないはずです。

6年制と4年制の違い

資格試験の受験資格に6年制の大学卒業が必須となったのは実は2008年であり、それまでは4年制の大学卒業者にも受験資格はありました。現在では6年制の薬学部を卒業することでしか受験資格がありませんので注意しましょう。
そして、この6年制と4年制の違いですが、6年制の薬学部は薬剤師の資格取得を目的にされており、4年制の薬科学科では薬に関する研究者、国家公務員などを目指すと、しっかりと目的が分かれています。薬剤師になるためには6年制の薬学部に行かなければならないことは注意しましょう。
前述の通り薬剤師ではなくても薬に関する研究がしたいという人に関しては4年制の薬科学科でも問題はありませんが、薬学部を卒業しても目指すことは可能です。もし薬剤師としても働くことが視野に入っているなら薬学部で資格を取得する道を選ぶ方が良いです。

薬科学科から薬剤師へ

受験資格の変化に伴って、薬科学科からでも平成29年までは薬剤師の資格を取得することが可能です。まずは薬科学科の大学院へと進学して修士号を取得します。そして6年制の薬学部と同様の実習や研修、そしてカリキュラムを履修していくことによって可能となります。しかし、見てわかる通り最初から6年制の薬学部に入っている方が面倒な手間がありません。
また、大学によっては6年制の薬学部への転部を認めるところもありますが、転部には試験もありますし、確実ではありませんので、薬剤師を目指すなら最初から6年制の薬学部へと進学しましょう。

2016.12.19

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